上肢不自由者のための
      改造マウスAT機器

肢体不自由の学校ではパソコンを使う場合上肢の不自由な生徒も多い。そんなときに、生徒のために必要なAT機器が必要となります。たとえば、インテリキー(入力デバイス)、トラックボールなどがあります。職場にも市販のマウスやキーの入力インターフェースがあります。数多くははありません。そんなときに、手元においていつでも使えるマウスの入力装置はあるとよい。

写真はその完成図。右側に差込のジャックの穴が2つあります。写真では上側は右クリック、下は左クリックです。

中段はマウスのふたを開けたところ。マウスの基盤が見えます。右クリックと左クリックのボタンの下から導線が出でいると思います。この部分を取り付けただけです。

基盤を裏返すと3枚目の写真になります。良く見ると右クリックと左クリックのボタンの裏側に導線を半田づけをしました。そうして、組み立て完成です。部品さえあればすぐに作成できます。

たとえば、パワーポイントのスライドショー機能ならば、右クリックの接続ジャックにスイッチをつけて利用することができます。

それでも、生徒の実態にあった入力機器はなかなかありません。あまり頻繁に利用することはありませんが、あると便利というものです。 現在は接続のための穴が開いているだけなので、自分のマウスとして毎日活用しています。

 

 

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