藍の生葉染めは手軽にできる染色である。その中で藍の叩き染めは、葉を叩いて乾燥するだけで染めることができるのでとても簡単である。ここでは、木綿の生地を使って葉の形を残して染める叩き染めを実験的に行った。きれいに染めるには、みずみずしい葉を良く叩いて生地に葉のインジゴになる成分をしっかり染み込ませることである。藍の色を濃く染めたい場合は、牛乳や豆乳などに浸してから実験すると良い。
材料 木綿生地 木槌(ハンマー) 藍の葉 ポリエチレンラップ オキシドール、ゴムマット(台)
①ゴムマットの上に木綿の生地を置く。木の台でも良い。
②藍の葉を並べる。ここでは、模様を考えながら並べる。
③ポリエチレンラップをかぶせる。藍の葉が動かないようにする。
④木槌やハンマーで藍の葉を叩いてつぶす。潰しむらのないようにすると葉の形がきれいに残る。
⑤潰したあとの葉を取り除くいてしばらく放置する。その後、オキシドールの薄め液に浸して酸化を早める。(ゆっくりやるなら必要ない)
⑤生地が藍色になってきたら、水洗いをして乾燥させる。
台の上に木綿の生地を置く。 葉をちぎり生地の上に置く。
きれいに並べてラップをかける 木槌で叩いて葉を潰す。
葉をはがしてしばらく放置する。 オキシドール液に漬けて酸化を早める。
葉の跡が濃くなる 取り出して水洗いする。そして乾燥させる。