これは、炭の種類によって抵抗や電流・電圧が変わることを調べる実験である。炭の種類は備長炭と竹炭 鉛筆の芯(6B)、竹串を炭にしたものである。なお、竹串は炭にするときに高温で焼かれたものはものは、抵抗も割と小さい値になる。市販の竹炭でも抵抗が大きすぎ測定できないものが多いが、10枚のうち2、3枚は抵抗の値が低いものもある。抵抗値の低い竹炭は電流が流れるので電池や電気分解に利用できるが。結果を見ればわかるように電池として利用するには電力がほとんどない。
材料 備長炭 竹炭 鉛筆の芯(6B) 竹串を炭にしたもの 食塩水 アルミホイル キッチンペーパー 食塩 容器
道具 テスター (抵抗はそのままテスターで測定する。電流と電圧の測定は電池を作って測定する。
電池作り
①アルミホイルは幅を短めにたたんでおく。
②キッチンペーパーは材料の長さと同じ幅にして、食塩水に浸す。
③少し絞って、キッチンペーパーを巻く。
④アルミホイルの短冊を巻く。
注意 鉛筆の芯の場合にはキッチンペーパーやアルミホイルは少し巻けばよい。
抵抗 備長炭 2Ω 鉛筆の芯 1.5Ω 竹炭 22Ω 竹串の炭 34Ω
備長炭電池 電圧 0.85V 電流 350mA
鉛筆の芯 電圧 0.65V 電流 2mA
竹炭電池 電圧 0.8V 電流 12mA
竹串の竹炭電池 電圧 0.5V 電流 5mA
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