カルメ焼きは 砂糖のお菓子である。炭酸水素ナトリウムで膨らめて固める。この実験では、いわゆる。銅のお玉を利用して作る方法である。誰にでもすぐにできるものではないが、ある程度練習をすると作ることができるようになる。ガスコンロの火力を中火にの調節をして作ると、膨らんでサクッとしたカルメ焼きができる。
<カルメ焼きを作る準備>
・金網はお玉が置けるようにへこましておく。
・お玉を置く輪の台はお玉の大きさに合わて木枠を作り縄を巻いたもの。(木枠そのままでも良い)
・濡れタオルを敷いた小皿はお玉の大きさに合わせたものを選んでおく。
・銅のお玉は東急ハンズに売っていた。すりこ木は少し長めに丸棒を加工したもの。(付属のすりこ木があるが短い)
・小なべは作る前にお湯を作っておく。カルメ焼きを作った後にお玉を入れてこびりついた砂糖をお湯で溶かすために使う。
・三温糖や黒砂糖はタッパーに入れておく。三温糖のスプーンは15ml用で黒砂糖2.5ml用である。
・重曹も小さなケースに入れておく。
・水は動画の実験では紙コップで入れたが、醤油さしの方が良い。計量スプーンで正確に量っても良いが時間がかかる。
材料 およそ 三温糖(45ml 重さでは30g程度) 黒砂糖(2.5ml 重さでは2.2g程度) 水(8ml) 、重曹(炭酸水素ナトリウムを一つまみ)、水を入れた醤油さし、ガスコンロ、銅のお玉、すりこ木、金網、新聞紙、濡れタオルを敷いた小皿、お玉を置く輪の台 小なべ。
①大さじ2回三温糖をお玉に入れる。小さじ1杯黒砂糖を入れる。
②水を入れてかき混ぜる。このとき、とろっとしているくらいの水の量に調節する。
③ガスコンロの火は中火くらいにしておく。(砂糖水が45秒で沸騰するくらい)。
④お玉を火にかける。30秒くらいで沸騰し始める。
⑤すりこ木でかき回し様子を見る。
⑥ほぼ沸騰し始めてから様子を見る。このときほ泡はお玉の中心に向かってくる。(このとき火にかけて45秒くらい)
⑦泡がほぼできた状態から約60秒で下ろす。(泡に粘り気が出て、お玉に接しているところは、小さな泡になっている。)
⑧一つまみの重曹を入れる。泡のふくらみがとまったら、勢いよくまわしてかき混ぜる。
⑨すりこ木をまわし続けて一旦泡の量が少なくなりまた、少し膨らみ始めるときにかき回すのをやめる。
⑩濡れタオルに2秒くらい付けてから、台の上に置くとふくらみが大きくなる。
⑪出来上がったら少し待ってお玉を火にかけて、周りを溶かしてカルメ焼きを取り出す。5分以内でできる。。
*ガスコンロの火力の調節としっかりと時間を守って作ればほぼできる。沸騰してから時間は60秒越えると失敗することがほとんどである。重曹をかけた後かき回す速度が遅くてはいけない。濡れタオルに付けなくてもできるが、気泡が大きくなりやすい。そのため、底部分は大きな穴ができてしまうことが多い。濡れタオルに付けると底部分表面が細かい。黒砂糖入れると色付けにもなり風味が増す。
必要な道具 できたカルメ焼きも上側と底側。
砂糖を入れる 水をいれかき混ぜる
火にかける 沸騰し始める
泡が大きくなる粘り気ができる 火から下ろし重曹を振り掛ける
勢いよくかき回す。 膨らみ始めたらやめて濡れタオルに付ける。
膨らみ始めるので台に置く ふくらみの終わり出来上がる。
目次に戻る