スチールウールは鉄を細く繊維のようにしたものである。スチールウールのように鉄を細く繊維のようにしたものは、空気中の酸素と化合し燃焼をする。燃焼したときの色は黒い。実験は酸素と化合して酸化鉄に変化する例として使われる。ここでは、空気中の燃焼と酸素の中での燃焼についての実験の紹介である。空気中ではあまり完全に酸化されていない。酸素の中では激しく酸素と化合して燃焼する。また酸素の中でもFe0にあまりなることはなくFe2O3 Fe3O4などになることが多い。FeOはゆっくり冷えると4FeO → Fe + Fe3O4になる。(1)
空気中でのスチールウールの燃焼
材料 スチールウール 火をつけるもの(ライター、乾電池など)
①点火をするときには、乾電池でショートさせて熱を出して燃焼させる。または、ライターで火を近づけて燃焼させる。薄く広げた方が燃えやすい。動画の実験ではスチールウールを1.5V2本の3Vで点火することができた。
酸素の中でのスチールウールの燃焼
参考文献: (1) 酸化鉄(ウィキペディア)
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