ボウルのふちを擦ると

 水が舞い上がる(共振ボウル、共振なべ) 

薄いステンレスのボウルでも縁が平らになっていて、手のひらをこすりやすいようなものが良い。また、できるだけ平らな底で大きいと擦るときにボウルが動きにくくなり変化が良くわかる。、実験用の漁洗鍋(共振鍋)というものが販売されていて、その鍋ならばもっと良く水が跳ねる。この実験は、ボウルのふちを擦ることによって振動を起こして、共振させせることで振動を大きくさせるものである。良くガラスのコップでもコツプの飲み口を指の腹で擦ると共振をして音を立てるものと同じである。実験するときの注意は、手のひらをよく石ケンで洗い油をとり手の平を滑りにくくすることである。手の指紋の引っかかりで振動を起こすためである。なお、ボウルは100円ショップで購入したものを使用した。 

実験 縁の平らなボウルに水を入れる。濡れぞうきんを敷く。またはすべりにくく固定できるものを敷く。 水は普通の水道水で良い。(少し白くにごっているのは、撮影用の色付け。)

  両手の平でボウルの縁をこする。次第にボウルの共振音がして、水が跳ね上がってくる。良く見ると4方向のボウルの端から水が舞い上がるのがわかる。

 
 

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