家庭でよく使われるマヨネーズは簡単に作ることができる。ここでは実験としてのマヨネーズ作りなので、調味料(塩、コショウ、マスタード)などは入れない。調理器具の泡だて器でもできるが、電動のハンドミキサーの方がすぐにできる。普通油は水に溶けない。卵黄の脂質が界面活性効果を表し、油のコロイド粒子(疎水コロイド)に卵黄のコロイド粒子が取り囲み(親水コロイド)混ざって、水の中に散在しているコロイド粒子を作る。そのため乳濁化した液体になっている。また、卵黄のコロイド粒子を保護コロイドとも呼んでいる。牛乳中にあるたんぱく質のカゼインもそうである。
材料 卵黄1個 サラダオイル(約180ml)酢大さじ1杯 ボウル ハンドミキサー
目次に戻る