この実験は、紙コップを使いコイルつけてスピーカーを作り。さらに、これを利用して紙筒を巻いたコイルにつないで回路を作る。また、ラジオからの音声端子からつないだコイルの回路をつくる。2つの回路をつながなくてもスピーカーから音が流れる仕組みを実験したものである。
*鉄のパイプは相互誘導での損失を少なくするためのもの。これを挿してあると音量が少し上がる。
材料 紙の筒(径30mm×15cm 35mm×20cm )長さ15cm エナメル線0.2mm 2m 1本 5m 1本 10m 1本 音声モノラル端子付き導線 ネオジウム磁石 セロテープ、鉄パイプ径28mm 紙やすり
紙コップスピーカー側の回路を作る。
①エナメル線を巻いて約径2cmのコイルを作る。
②紙コップの底にコイルをセロテープで貼り付ける。
③さらにコイルの輪の中にネオジウム磁石を貼る。
④コイルの先端をやすりで磨いておく。
⑤径30mmの紙筒に5mのコイルを巻く。
⑥紙筒に巻いたコイルの先端を紙やすりで磨いておく。
⑦紙筒に巻いたコイルと紙スピーカーのコイルをつないで回路を作る。
ラジオ側につなぐコイルの回路を作る。
①35mmの紙筒を作り、10mのエナメルル線を巻く。
②エナメル線を紙やすりで磨く。
③音声モノラル端子付き導線につないで回路を作る。
音を出す実験する。
①ラジオ側につなぐコイルの回路をラジオの音声端子につなぐ。
②ラジオの電源を入れて、最大の音声になるようにする。
③ラジオ側につないだコイルの紙筒を鉄パイプに挿す。
④紙コップスピーカー側の紙筒のコイルを鉄パイプに挿す。
⑤両方の紙筒を巻いたコイルあたりを重ねると紙スピーカーから音が出る。