折り紙風車をつくる

(1枚4枚羽 2枚重ね8枚羽 3枚重ね12枚羽)

この内容は実験的に作ったものである。あまり実用的でなく参考程度のものもある。折り紙を折る風車ではなく、折り紙に切り込みを入れ羽根を作る風車である。風車の作り方を数種類紹介する。

 1枚4枚羽

基本型(対角線に切り込むタイプ)の作り方

きわめてオーソドックスのきり方は対角線切をして竹ひごを通して、組み立てるものである。

材料 折り紙 竹ひご ストロー ガムテープ 割りばし

①三角2回折をして広げる。
②四角の頂点から中心に向かって切り込む中心から3cmは残す。
③折り紙の中心に竹ひごを挿して、ストロー2cmを挿して、切り込みを入れた角の右または左を竹ひごに挿して、先端をガムテープで巻くようにしてとめる。
④後ろはストロー4cm刺して竹ひごを割り増しの端に置いてガムテープて固定する。 

    

角から内側の切込みを曲線にする作り方 

角から内側幅1.5cmで、中心から切り込みを入れないで2.5cm残す。 この切り込み方は、1つ目の1枚の方と同じであるが、もう一枚は同じものからさらに四角の辺と平行に切り込みを入れるやりかたでありる。中心から切り端までは2.5cmにして、もう一枚の四角の辺と平行に切り込みを入れる幅は中心から約3cmである。
 
    
 

 

2枚重ね8羽根 

(1)対角線を切り込む作り方

どこにでもある折り紙風車であるが、2枚重ねにしてみた。軸や取っ手のつくりかたは、上の作り方と同じです。
材料 竹ひご 折り紙2枚 のり  ガムテープ 割ばし。道具は千枚とおし はさみ

 
①折り紙を2枚三角に2つ折りにする。
②対角線に沿って切り込みを入れる。15cmの折り紙の場合切り込みは中心から15mmは残す。もうひとつは対角線の切り込みの途中の中心から24mm手前で横(四角と平行左向き)に半分切込みを入れる。
>③青が上黄土色が下で横の切り込みを青の対角線の間に差し込むように2枚を重ね合わせてる。ずれないように中心にのりで貼り付ける。補強するために裏の中心を2cm四方の厚紙で紙を貼る。
④千枚通しで穴を開けて、四角の中心を竹ひごに通す。そして、間に3cmのストローを差し込む。
⑤切り込みの先を順に竹ひごに差し込む。このとき紙の部分はボンドで貼り付ける。
⑥先端をガムテープで巻きつける。裏側はストローを4cmを通し、竹ひごと割ばしをガムテープで固定する。
 
 
    
 
  
 
 
(2)角から内側の切込みを曲線にする作り方1
 
上の制作した8枚羽は紙の2枚とも対角線部分を切り込みを入れて、片方はさらに四角に平行に切り込んで、組み合わせたものだった。そのため、先の尖った羽で、最初と最後の折り込みの重なりができてしまった。今回の折り方の場合は重なりは目立たなくなる。
 今回の折り方は、他のサイトにもあるような折り方である。少し違った2つの切り込みの違いで、見た目が変わる例を紹介する。紙は15cm四方を使った。

材料  折り紙(15cm四方)2枚 たけひご  ストロー 割りばし ガムテープ はさみ のり

①1枚目は中心から対角線約3cmのまで角の1.5cm内側から曲線で切り込む。もう一枚は中心から垂直に3cmくらい下まで角の1.5cm内側から曲線を入れて切り込む。
②2枚を重ねて組み合わせる。のりで固定する。
③たけひごの通してストロー3cmそのあと先端を順に差し込んで、ガムテープでたけひごのを固定後ろ側はストロー4cm差し込んでから、たけひごを割りはしの先端部分で固定する。
 
    
 
    
 
 
(3)角から内側の切込みを曲線にする作り方2
 
(2)の切り込みかたほとんど同じであるが、片方の切り込む曲線の方向が違う。
 
    
 
    
 
 
(4)角から内側の切込みを曲線にする作り方3

 (平行に切り込みを入れる)

この切り込み方は、1枚は1枚風車の方と同じであるが、もう一枚は同じものからさらに四角の辺と平行に切り込みを入れるやりかたでありる。中心から切り端までは2.5cmにして、もう一枚の四角の辺と平行に切り込みを入れる幅は中心から約3cmである。
 
     
 
 
    
 
 
 (5角から内側の切込みを曲線にする作り方4
 
この切り込み方は、1枚は三角に2回折り込んで一辺の幅を4㎝に折り込んでから開きいて折り紙と相似の中心の四角1辺を4㎝にする。もう1枚は、折り紙に対して垂直の中心の四角を1辺を3㎝にしてつくる。羽根の部分の切り方は、途中まで2枚重ねで内側1.5㎝から曲線を描くように切り(四角折り紙の4部の1程度)その後1枚(中段図右の左側)は中心の四角の頂点まで切り込ながらさらに1㎝四角に沿って切り込みを入れる。もう1枚(中段図右の右側)は、中心の四角の頂点まで曲線を描くように切り取る。 この作り方は、8枚羽根では形および回転でも割と良い。
 
    
 
    
 
    
 
 

3枚重ね12枚羽

 折り紙の3枚重ねにするには、切り込みを四方向で、中心を12角にすればできることは誰でも気がつくと思う。とりあえず、線を引いて作るのは面倒だったので、折り紙を3回折をして、中心の12角を作るためにさらにとがった頂点から、3cm分折って、また元に開いて作成した。
この作り方は上の2枚時と同じよう作った。その他の多重枚数(5枚7枚など)の折り紙風車もできるが、飾としての機能になるのでこれ以上は作らない。

材料 折り紙15cm3枚  竹ひご のり 1.5cm四方の厚紙 ストロー 割りばし ガムテープ はさみ
 
① 3回折を作り(三角形3回折か四角2回の後三角折1回)をする。中心になる頂点部分から3cm折り返す
② 開いた後 四角の角内側1.5cmあたりから中心の折り返した頂点に向かって曲線を描いて切り込みを入れる。4つ角行う。これを3枚作る。
③1枚はそのまま、2枚目は中心側の切端から8角線の右に向かって切り込みを入れる。3枚目は左に向かって切り込みを入れる。
④3枚を間にのりづけをして組み合わせる。
⑤中心の裏側に厚紙を張り穴を開けて竹ひごを通す。間にストロー3cm分挿して、その後切はしを順に挿していく。
⑥前はガムテープを巻いて止める、後ろはストローを4cm分挿して 割ばしの上に竹ひごをおいてガムテープで止める。
 
  しるしを付けるための折り込み。     中心になる切り込み (中心に向かって切り込む)

    
    

    前になる切り込み             後ろになる切り込み  
   12角の右に向かって切り込み       12角の左に向かって切り込み 


 

     組み合わせる

               
  
 組み立て図(正面と後ろから)

    

 

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