ろうそくの燃焼によってコップの中の酸素が使われることを調べることができる実験である。
シャーレに水を注ぎ、ろうそくを立てててふたをすると、密閉された気体の中の酸素を使う。ろうそくは酸素を使い切るのでろうそくの燃焼はとまり火はきえる。また、気体の圧力が下がるため、水を吸いあけて大気圧との圧力を保とうとする。コップの容積は185mlであったが、気体の容積が65ml減少した。空気の酸素の比率は約20パーセントであるが、ここではパーセント比率ではそれ以上である。
この原因は二つ予想される。1つ目はコップでふたをするときにろうそくの炎でコップ内の気体の体積膨張すること。もうひとつは、発生した二酸化炭素が水に溶け込むこと。このうち、一つ目の原因が大きな要因と思われる。
材料 コップ ろうそく シャーレ
①ろうそくを固定して水をシャーレに入れる
②ろうそくに火を付ける
③コップでふたをする
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