輪ゴムの力で動く缶

転がして戻ってくる缶を作る

前に転がして輪ゴム動力で戻ってくる缶の実験。

転がして戻ってくる缶(輪ゴムとおもりを利用)で缶を転がしたときに重りがあるため缶の回転によってゴムがねじれ行く。ある程度ところでゴムの弾性のため、元に戻ろうとする力が働き、缶の回転が反対向きに転がり始めて行くものである。重りになるものなら、電池でなくても良い。重りとゴムの弾力の関係を確かめ、缶を転がしたときにゴムの強すぎて重りが缶の中で回らないような重さが良い。輪ゴムを3個結んで単2の電池ならもっと力強い動きになるのではないか。(^.^;)

材料 蓋(ふた)つきの缶詰  輪ゴム 針金 ペンチ 穴を開けるもの  ゼムクリップ セロテープ いらなくなった単3乾電池

① 缶の底とフタに穴を開ける。スチール缶はドリルなどで穴あけがよい、

② 輪ゴムを2個ずつ結んで長くする。

③ 針金で乾電池の両端にペンチで巻いてからねじって伸ばしておく(ロープウェイのように)

④ 長くした輪ゴムの中心に針金つき電池を固定する。

⑤ 缶の内側から電池つきのゴムの先を缶の穴に通す。

⑥ 輪ゴムをゼムクリップで引っ掛けて、ゴムがたるまないように調整する。

⑦ 缶の外にテープで両端を固定する。

⑧ 缶のふたと底にゴムをクリップに引っ掛けテープで止める。ゴムがたるまないように輪ゴムを巻いて長さを調整する。 

  

ゴムを缶に差し込む前に重りをつける(電池を針金で巻いてゴムに固定する。)

  

実験 缶を前に転がして動きを見る。戻りにくいとき、さらの前に転がしてみる。

輪ゴムの力で戻ってくる缶の動画

 

輪ゴムを使ったアルミ缶ローラー(タンク)

この実験は、アルミ缶と輪ゴムストローで簡単に作成できる。素材は違うが、昔から子供の玩具として作られていた。私も子供のときに作成したことが何度もある。缶に輪ゴムを通して、ストローでゴムをねじっていくと、戻ろうとする力がかかり、何もないところならストローを回転させるが、床に置けばストローを支えにして、アルミ缶を回転させるために動く。もっと強いゴムや割りばしなどを利用すれば、斜面でも転がり上ることができる。なお、ガムテープで缶を巻いているのは、缶の商品名の目隠しと摩擦を大きくして転がりしやすくしたため。缶の穴はドリル、錐などで開ける。

材料  輪ゴム アルミ缶 穴を開けるもの ストロー(径6mm)  ガムテープ

① アルミ缶の底に穴を開ける。

② 輪ゴム2個を結んで長くする。

③ 輪ゴムを底に穴に通す。

④ 缶の底に通したゴムに1cmの長さのストローを通し、さらに輪ゴムの輪の間にストローを通す。

⑤ 反対側の輪ゴムは缶のフタのプルトップに引っ掛けておく。ゴムがたるまないように長さを調整する。

実験 ストローでゴムを巻いてから床において動きを見る。

缶の底側はゴムを通したと1cmストローを通し、ゴムの輪の間にストローを通しておく。

  

缶のふた側はゴムをかけてたるまないように長さを調整。底の組み立てを先にする。                     

 

完成図

輪ゴムの力で動くアルミ缶ローラーの動画

  

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