ストローの反発しあう動画(-と-)
ストローが引き付けあう動画(-と+)
ストローに引かれアルミ缶が動く動画
垂らした水道水に帯電したストローを近づけるとストローに吸いつくように曲がって寄ってくる。しかも実験では、ストロー静電気の+であっても、-であっても吸いつくように曲がって寄ってくる。流動している水で両方電荷にひき寄せられる。水分子は電気的な偏りがあり、比誘電率(静電誘導作用のし易さ)に関係して ストロー側の電荷に引かれて曲がることになる。そのため、ストロー静電気の+にも-にも曲がって引き寄せらている。海外でも水の電気的な偏りで引かれていることを紹介している。実験の場合は純水ではない。こういった現象を導体である金属の固体の場合は、静電誘導といっている。また、不導体の場合は誘電分極といっている。なお、実験ではストロー静電気の+のほうがあまり引き寄せられいないのは、静電気の帯電量が少ないからだと思う(ポリプロピレンと塩化ビニリデン間の静電気)。 水分子はH2Oでしっかりと原子同士が結びついているが、電気的に偏り(双極子)がある。極性分子といわれる。
ストローに引かれる水
ストローと水の動画
ストロー静電気と水道水では、垂らした水が曲がった。しかし、水道水はイオン物質があるので疑問に思い、純水での実験を試みた。結果とすれば、水道水とほとんど変わらず垂らした水が曲がることがわかった。さらに、極性分子であるメタノール(99%)でも液体を垂らしてストロー静電気で近づけてみた。これも同じように、ストローに引き寄せられるように曲がることがわかった。そうであるならば、エタノール、プロパノールなど(極性分子)の液体もストロー静電気に引き寄せられ曲がることになる。
参考文献 水分子の極性
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