タマネギ皮を木綿に染色するときに、した処理をするときとしないときでは、染まり方が違うことを確かめる実験である。ミョウバンをしなくても十分染色できたが、媒染液としてミョウバンを利用した。
準備 なべ ボウル 金網 タマネギの皮10g ガスレンジ(実験では携帯用)木綿の生地2枚 ミョウバン かきまぜ棒
1 木綿生地の下処理。
・1枚は木綿の生地を牛乳を2倍に薄めた液に浸しておく。(30分程度~8時間)
・木綿を絞って乾燥させる。こうする事でより染色が濃くできる。
2 タマネギの染色液を作る
①タマネギの皮を10g量る。
②なべの中にタマネギの皮を入れ、1.5リットル分の水をれる。
③沸騰するまで強火にして沸騰したら弱火で20分間煮込む。
④できたら、金網をボウル、に置いて、なべの汁を漉す。
3 ミョウバンの媒染液を作る
ミョウバン10gをはかり およそ1リットルのお湯に溶かす(40℃以上)2リットルでも良い。
4 染色をする
染色液に一度水に濡らし軽く絞った木綿につける。染色むらのないようにかきまぜる。15分程度
5 媒染液で染色の定着をする。
染色液を軽く絞った木綿に生地を媒染液につける。染色の定着の染めむらのないようにかきまぜる。15分程度
水洗いをして乾燥させる
下処理をしていない生地の染色と牛乳に漬けた下処理をした染色を比較する。
*染色を5分浸し木綿を軽く絞って、媒染液へ2分浸して水洗いをする。これを2~3回実施しても色が濃くなる。
木綿生地を濡らす たまねぎの皮を10gグラム量る タマネギの皮を煮る20分 網で漉す
煮汁を網で漉す 染色液ができる 染色する
媒染液浸す(下処理なし) 媒染液浸す(下処理あり) 水洗いし乾燥させる