空気密閉したときの連通管(連結管)ペットボトル2個のとき 紙コップ3個のとき

ペットボトルやコップを密閉状態にしたときの連通管としての機能がどう変化するかを調べたものである。

1 ペットボトル2個での連通管(連結管)

材料 ペットボトル2個   ビニールチューブ 3本 接着剤

作る

①2つのペットボトルの下側に穴をあけてチューブでつなげる。

②ペットボトルの上側は2つとも穴を明けて開放できるチューブをつなげる。

③水漏れしないようにつなぎ目はボンドを付ける。

実験 

①ペットボトルの片方に水を入れる。このとき片方はキャップを閉めてあり、ペットボトルの上側のチューブはピンチで穴をふさいでおく。

②水を入れたほうもキャップを閉めておく

③ 水を入れていない方のペットボトルの上側のチューブはピンチを取り空気穴を開ける。

*このときは水は水のない方に水が流れない。(水のあるペットボトルの方が密閉されているため。)

④水のあるほうのペットボトルの上側のチューブのピンチを取って、空気穴をあける。

*このとき水のあるほうのペットボトルのほうに空気が入り込んで水のない方にチューブを伝わって水が流れ出す。

水のある方の管がピンチで閉じてあれば、管でつながっている水のない方のペットボトルが密閉されていなくても水は流れない。

両方のペットボトルにつながった管が開いていれば水のないペットボトルに水が流れる。

2 コップ3個連結しての連通管(連結管)

中央のコップの水を満たしたして蓋をして端のコップに水を満たしたときどうなるか。

材料 スチロールコ(紙コップ) ストロー 2本 ボンド 穴をあけるもの 水 

作る

① 2個のコップは片方の底近くに穴を開ける。1個は2箇所底付近に穴を開ける。

② ストローを穴に挿して水が漏れないようにボンドを付ける。

実験

①中央のコップから分かれてる管にピンチで管をふさぐ。

②中央のコップにたくさん水を注ぐ。

③ゴム膜でコップに蓋をする。

④片側のコップに水を注ぐ。

*水を注いでいない方に水が流れ水面が同じになろうとする。中央のコップの水はゴム膜で蓋がされいてるため。水面が同じになることができない。

ゴム膜でふさがれたコップの水位は下がらない。管を伝わって反対側のコップに水は流れる。

この実験ではゴム膜は水が同じ高さになろうとする力(水圧の差)で引かれてはがれてしまい、すべて同じ高さになった。

  

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