針金枠の
シャボン膜
(表面張力で最小面積になる)
多面体の針金枠をつくり、石鹸液の中に入れ、静かに取り上げると、シャボン膜を張った様子になる。しかも、多面体の形によって多少変わるが、各面は最小面積になるように膜が張る。4面体の三角形の場合は、三角形の各頂点からの最短距離の点が生じるように3面できる。また、6面体の四角形は各頂点から中心より外側の三角形が2つでき、中心付近では2辺に対し平行線を引くようになり台形が2つできる。このように、各頂点から最短距離となるように面ができる。正方形6面体場合には6面体の2面が違った面構造になる。 三角形場合には中心点をフェルマー点と呼んでいる。
材料
#20の針金 40パーセント食器洗剤 50ml 水槽
①各形の針金枠を作る。1辺の長さ7cm
②水槽に8割水を入れる。 洗剤を入れて、水をかき混ぜる。しばらく放置する。
③針金枠を水槽に入れ、ゆっくり引き出す。
三角錐
三角柱
四角柱(正6面体)
三角六面体 8面体について
6面体は決まった面ができるが、8面になると、面のでき方が変わる、中心の面が4角5角6角の面になる。
6面体 8面体中心4角形
8面体中5角形 8面体中6角形
頂点からの写真 斜め上からの写真
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