和凧(角凧、ひし形凧 六角凧)を作る実験 

 
和凧は竹ひごを使い、和紙などの紙を貼りつけて作ることが多い。ここでは、あまり手のこっていないものを作成してみた。比較的簡単に作成できる、角凧、ひし形、六角たこを作ってみることにした。

角凧を作る実験 

 
材料 和紙 竹ひご径2㎜程度( 52㎝1本62cm2本 42cm 2本)足を付ける和紙(35㎜×94cm)ボンド、 タコ糸 ハサミ 定規 穴を開ける道具
 凧用竹ひごは百円ショップから購入して使うことにした。
① 和紙に寸法を取り、切り取る。隅の貼り合わせ部分を1cm多めにする。
② 和紙の隅1cm多めにしたところを折り返して和紙にボンドではる。
③ 竹ひごを和紙に固定する。この時、竹ひごを貼る位置に沿ってボンド付ける。
④ タコ糸の糸目を付けるところを糸目穴を開けて通してしばる。
⑤ 凧の背中を紐を使って弓形に反りを作る。紐の長さで言えば1cmほど短くなるように張る。完成図を参照のこと
⑥ 左右のバランスを確認して糸釣り合いをあわせる。この時は5点どめにしていて紐の長さ40cm以上の長さで釣り合わせる。10度程度の傾斜にする。真ん中の糸目が地面に垂直になるようにしていた。。ひし形凧は紐が1本でなのでいらない。
⑦凧を上げる時くるくる回るようなら、角だこは紐のバランスで右に回れば右の紐を長くする。凧の背中を紐を使って弓形の反りをを強くする。足を長くする。または、少しおもりをつける。
角だこがくるくる回る時の参考
 
 
 
  
 
 
 

ひし形凧を作る実験 

 
材料 和紙 竹ひご径2㎜程度(52㎝1本 30㎝~38㎝ 1本 )足を付ける和紙(35㎜×94cm)ボンド、 タコ糸 ハサミ 定規 穴を開ける道具
凧用竹ひごは百円ショップから購入して使うことにした。ひし形の横は14㎝から18㎝程度まで変更できる。この実験では15㎝にしている。
① 和紙に寸法を取り、切り取る。隅の貼り合わせ部分を1cm多めにする。
② 型の和紙の隅1cm多めにしたところを折り返して和紙にボンドではる。
③ 竹ひごを和紙に固定する。この時、竹ひごを貼る位置に沿ってボンド付ける。
④ タコ糸の糸目を付けるところを糸目穴を開けて通してしばる。
⑤ 凧の背中を紐を使って弓形に反りを作る。紐の長さで言えば1cmほど短くなるように張る。完成図を参照のこと
⑥ 足を付ける。回るようなら更に長くするか、重りを付ける
 
 幅18㎝のひし形凧の図です。
 ひし形凧の簡単な図解
 

六角凧を作る実験 

 
材料 和紙 凧用竹ひごの横骨のひご上4㎜×2㎜×46㎝1本、横骨のひご下3.5㎜×1.8㎜×46㎝ 縦骨のひご5㎜×2.5㎜×60㎝  足を付ける和紙(35㎜×94cm)ボンド、 タコ糸 ハサミ 定規 穴を開ける道具
 凧用竹ひごは百円ショップから購入してカッターナイフで削って厚みや幅を作った。
① 和紙に寸法を取り、切り取る。隅の貼り合わせ部分を1cm多めにする。
② 和紙の隅1cm多めにしたところを折り返して和紙にボンドではる。
③ 竹ひごを和紙に固定する。この時、竹ひごを貼る位置に沿ってボンド付ける。
④ タコ糸の糸目を付けるところを糸目穴を開けて通してしばる。糸目は1本のみ
⑤ 凧の骨の部分を少し反りをつくる。
⑥ 足を付ける。回るようなら更に長くするか、重りを付ける
 
 上の図は骨を5本使用したものです。この時は糸目はAの1本かABCDE5本でいずれも1本の時の糸目のところに合わせて張るとよいでしょう。
 
 上の写真は骨を5本使用したものです。この時は左は糸目は1本、右は5本で1本の時の糸目のところに合わせています。糸目を5本にするときは、反りを付けて糸を張る。
この作り方は六角凧参考サイトを基にしています
 
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