ペットボトル風車を作る

横軸(水平軸)の羽形

よく畑にあるペットボトル風車である。回転音するので、庭先には置かないほうが良い。アルミ缶でも同じように制作することができる。針金は、ハンガーの針金は太くて硬いので、ペンチで切断して加工はできるが、かなりの力が必要である。この太さは外で使うときの実用性の有る太さである。実験用では、もっと細くても良いでしょう。実験ではまた、ペットボトルは素材が少し厚めで、筒部分が6面に加工されているものを使用した。そのほうが、羽をカットしやすい。円筒形もやや加工しやすい。最近のペットボトルは素材が薄くなったり、形がさまざまである。2種類の加工の仕方をした。はじめはボトルの筒部分を6面にカッターで切り抜く作り方。さらに、次に切り抜いた後のボトルの支えの部分を切り取ってボトルの筒の間を無くした作り方である。

材料 ペットボトル、針金、ペンチ、穴を開けるもの。ハンガー針金はあらかじめ適当な長さにしておく。

1 ボトルの筒部分を羽状にカッターで切り抜く方法

①キャップと底部分に穴をあける。(穴はドリルや半田ごてを使った。家庭で行うには、針金より太い釘などをガスで温めて熱で溶かして穴を開けると良い)

②4面から6面位にペットボトルの底側を残すようにカッターで切り抜く。写真では丁度六面上にくぼんでいるところに沿って、ペットボトルの底に向け羽状に切り込んでくり抜く。

③切り取った羽部分を少し斜めにして、折り曲げる。根元を6枚同じ向きに(5~10°程度傾けて)行った。

④針金を通して、先端部分を捻じ曲げる。底部分も折り曲げる。実験では先に針金の先端は1回転ねじって置いた。

   

  
 

  

 ボトルの間の筒部分を無くした作り方

 この作り方は円筒や六面のペットボトルの方が作りやすい。

① 1で作成したペットボトルの筒の支えの部分を切り取る。

②キャップ側を底側のほうに緩まないようにはめ込む。

(写真のように作れば良い。キャップ側の下部分を切りすぎると緩んでしまうので注意が必要)

  

向きを変えて切り込むこともできる。キャップ側は後ろ底側は前にして回転させるように切り込んで、底側をキャップ側にはめ込んで、針金を通して完成させた。この方法もペットボトルによって、作りやすいもの作りにくいものがある。特に輪のように窪みがキャップ側と底側についているペットボトルは、はめ易く都合が良い。

   

 

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