この形は畑では使われいていない。実験用に作ったものである。四角型のボトルと円筒ペットボトルで作成してみた。いずれも4枚羽。軸を中心にしっかりできないと回転しているときにゆれやすい。羽を垂直に立てるより、弧を描くように曲面を作ったほうが、回転方向も決まって回りやすくなる。円筒型のほうが回転が安定しやすい。
材料 太い針金(ハンガー用の)40cm 1.2mmの針金30cm ペットボトル(円筒型)500ml ラジオペンチ、穴を開けるもの。
①四角型
ペットボトルの上側の面の中央あたりから縦は下に横は角まで切り込みをいれ、コの字を描くように切込みを入れる。(面の部分真ん中2cm部分でも可能)底から3cmまでの切り込みまででとめる。
円筒型
ペットボトル上側のから縦は下に横は2cmくらい切り込みをいれ、コの字を描くように切込みを入れる。間を2cm空けて同じことを繰り返すと4枚羽が作れる。底から3cmまでの切り込みまででとめる。
②羽の部分をすべて折り返す。折り返した羽をさらに曲面になるように中央当たりから折戻す。
③ボトルのキャップを針金の太さにあわせて穴を開ける。
④30cmの針金(太さ1.2mm)を15cmあたりで、1回巻いておく。太い針金が回る程度の隙間を作る。このとき、できるだけ間が開かないようにする。
⑤ペットボトルに太い針金を挿し④の針金をペットボトル底付近にはめ込んで、太い針金を軸にするようにペットボトルの底の中心に来るように、固定する。
針金を軸になる太い針金を巻き台座にする。
いずれの、縦軸型のペットボトルにおいても回転軸の揺れはおこる。そのため、回転軸やペットボトルの形の関係があり、四角型のペットボトルは、あまりふさわしくない。また、ゆれをなくすには軸を太くするとよい。手ごろなものは園芸用の支柱などである。ただし、接触するところが増えて回転はやや落ちる。
4枚羽では幅約20mm幅でコの字描くような切込みを入れる。そこを、軸にあわせた径の穴を開ける。ペットボトルのキャップは内側が平らな面のものを使う。軸は径約16mの園芸用支柱を使った。軸の尖った方をペットボトルの底から通してキャップで支える。
ペットボトル風車(たて軸)螺旋カーブの羽タイプも実験的に作成したものである。クロスフロー型にも似ているタイプである。このタイプはまっすぐ縦に切らずに、円筒の軸に対して少し斜めに切り込みを入れ、筒部分を膨らめた形になっている。。金属と違いペットボトルフィルムには弾性があり、なかなか形状を記憶できないため、回転軸に対して少し形が不釣合いになっている。できるだけ、形を膨らめた形にするには少し難しく、切込みをいれたり、折り込んだりたりている。ペットボトルはできるだけ、凹凸のない 円筒形のものを利用した。カッターで切り込みをいれて、軸は針金が通る穴を開けた。 動画では扇風機の微風で動かしてみた。なお、動画や写真では室内での実験であったが、野外での自然風でも弱風でよく回転する
材料 ペットボトル500ml(できるだけ円筒形のもの)千枚通し、カッター、針金(ハンガー用)
① およそ12mm幅のらせん状に切り取る。
② ペットボトルの上下の切端を凸側が浮き上がるように折り込む。(写真参照)
③ ペットボトルの底キャップに針金が通る穴を開ける。
④ 針金の先端をさらに細い針金で巻いて軸でペットボトルを支えにする。
*下のぶる下げ方式でも回るが、支柱方式のほうが回転しやすい。
① およそ15mm 幅ずつ点を取り線を引く
② 線を引いたところをカッターで筋溝を作りながら、細長く縦に切り取る
③ 半分に切り取り、切り取った板が90度になるように。ホチキスで固定する。
③ ペットボトル底とキャップの中央に針金がとおりる穴を開ける。
④ 針金を通し、底押さえの針金を巻く。
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